校長ブログ

修学旅行9〜軍艦島上陸できました!〜

風の影響で欠航の可能性もあると言われていた軍艦島(ぐんかんじま)ですが、旅行業者の担当の方の尽力のおかげで、無事上陸を果たすことができました!

波が高かったため、船酔いをする生徒も見受けられましたが、ほとんどの生徒は「楽しい!」と心から叫び、笑顔が見えました。
さて、かつて軍艦島は、日本の高度経済成長を支えた石炭産業の象徴でした。昭和34年当時には、東京をもしのぐ人口密度の高さを誇り、テレビ普及率も100%。鉄筋コンクリートの集合住宅が立ち並び、小中学校や病院も完備された、極めて豊かな近代都市だったという説明がありました。

その栄華の跡である廃墟群を目の当たりにすると、言葉を失います。「廃墟はなぜ美しいのか」と問いかけたのは三島由紀夫です。それは、失われたもの、この島の背後にあった人々の活気に満ちた暮らしや、時代の夢を、私たちは廃墟という残骸を通して想像し、心を動かされるからかもしれません。

この旅は、生徒たちの記憶に、歴史の重みとして深く刻まれたことでしょう。