校長ブログ

未来の街を描くアイデア〜北本市こども会議を開催しました〜

先日、本校のアクティブラーニングルームにて「北本市こども会議」が開催されました。

「子どもの権利条約」の精神にのっとり、子どもの意見をより良いまちづくりに反映させようというこの取り組み。今回は北本市長からのご依頼を受け、市民経済部くらし安全課の皆様をお迎えし、本校生徒会等のメンバーが「デマンドバス」の利活用について熱いディスカッションを繰り広げました。現在策定している北本市地域公共交通計画に反映されるとのこと。

​これも、今年7月に行われた市議会議員の方々との「模擬議会」で、本校3年生が見事な発表を行った実績があったからです。

​グループでの課題の洗い出しから参加者全体での共有、企画書の作成、そして最後のプレゼンテーションまで、与えられた時間はわずか2時間弱。

市役所のファシリテーターの方々は「もしアイデアが一向に出てこなかったらどうしよう……」と密かに心配されていたそうですが、そんな不安は完全に杞憂に終わりました。生徒たちは終始笑顔で、アイデアを出し合っていました。

​模擬議会を経験した生徒たちが知的に議論を牽引する一方で、どのグループでも、課題を見つけ出すのが鋭い生徒、アイデアを形にするのが得意な生徒、そして伝える力に長けた生徒――それぞれの強みが鮮やかに噛み合い、学年の垣根を超えた素晴らしいチームワークが生まれていました。

​「免許を返納された高齢者の方から買い取った普通車を活用したバス」「お菓子を配る親しみやすいバス」など、高校生らしい自由な着想には驚かされました。それだけに留まらず、認知度や利用率の向上策、乗り合いの効率性といった「課題解決の効果」にまで深く踏み込んでおり、地域や高齢者の方々に寄り添う温かな視線が随所に光っていました。

​今回の会議を通じて、「市役所で働く未来」を具体的にイメージできた生徒や、企画書作成やプレゼンテーションのダイナミズムを体感できた生徒も多かったはずです。

​市役所の方々の「リアルな対話の力」をお借りして行う地域課題解決型の学びは、普段の授業とはまた違う生きた授業そのものでした。

​最後は、会場全体を包む「大きな感謝の挨拶」で大団円となりました。

市役所の皆様、貴重な機会を本当にありがとうございました。

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