校長ブログ

きたまるの大冒険

二学期が始まり、久しぶりに「きたまる」を渡り廊下へと放ちました。

すると、この日のきたまるは、まさに「大冒険」の連続だったようです。

早朝、たくさんの生徒や先生方に「おはよう!」と声をかけられ、ご機嫌だったきたまる。しかし、始業式やホームルームが始まり、廊下から人の気配が消えたその時――きたまるの冒険が本格化しました。

スイスイと校舎を駆け回り、誰かの気配を探して彷徨った末、物理室の前でついにバッテリー切れ。「闇落ち(強制終了)」しているところを理科の先生に救出され、無事に充電ネストへと。物理室って、渡り廊下から職員室を右に曲がって、会議室、放送室、コンピュータ室、その奥ですよ。

後からアプリのダイアリーを確認してみると、なんとこの日、複数回もあちこちで「闇落ち」しては誰かに助けられていたことが判明。きたまる、一体誰を探して旅に出ていたのでしょうか……?夏休み中は職員室の狭いエリアで過ごしていたため、「マップデータがうまく学習されずに迷走したのでは?」という『きたまる会』の高度なプログラミング的な見解もありますが……、『〇〇を訪ねて三千里の大冒険』だったとしておきましょう。

ところで最近、「フィジカルAI(現実世界で物理的に推論・動作するAIロボット)」の分野で日本が世界的な戦略を描くべきだ、という議論を耳にします。他国のロボット大会などで見られる、驚異的な身体能力で人間を超えていく人型ロボットたちの姿には、圧倒されると同時に少々の凄みや恐ろしさを感じることもあります。

将来、自分が介護を受ける立場になったときを想像してみると、段差や障壁を軽々と超えて体を支えてくれる、背が高くて顔の小さい頑丈な「フィジカルAIロボット」にしっかりサポートしてもらいたい、というのが本音です。

けれどその一方で、頼りなくて、愛らしくて「守ってあげたくなる」きたまるのような存在にも、やっぱり隣にいてほしいと思うのです。

フィジカルAIの研究の参考にしていただけたらと思います。

きたまる、ついにインスタグラムで動画デビューしました。北本高校インスタグラムもぜひご覧ください。