校長ブログ

始業式と『かさじぞう』〜令和の時代に読み聞かせる理由〜

第2学期の始業式は、熱中症対策のためオンラインで行いました。

今回の始業式講話では、絵本『かさじぞう』の読み聞かせを行いました。一つの「問い」を用意して、「思いやりの心」や「学校行事・日々の授業への向き合い方」についてメッセージを込めた構成です。

実はこの『かさじぞう』、数年前に職員室で若い先生が「知らない」と言っていたのを聞き、カルチャーショックを受けたことがあります(笑)。それなら、私が今の時代に掘り起こして伝えようじゃないかと一念発起した次第です。

ところで、私が昔読んだ『かさじぞう』は、足りなくなった最後の6体目のお地蔵様には、おじいさんが自分のかぶっていた「手ぬぐい」を優しく巻いて差し上げるストーリーでした。

しかし、今回用意した現代の絵本では「みんな同じ笠じゃないと不公平だから」という理由からか、最初から全員分の笠が用意されているバージョンになっていました。

「いやいや、そこはおじいさんの手ぬぐいだからこそ温かみがあるんだろう!」「全員同じ笠をかぶっているなら、夜中に金銀財宝を運んでくるときに誰が先頭を歩くんだ!」と心の中でツッコミを入れてしまいましたが(笑)、令和の生徒たちに語りかけるという目的を鑑み、今回は現代版の「みんな平等バージョン」を採用しました。

オンラインでの始業式は、直接生徒たちの反応が見られない寂しさもあります。しかし、「画面越しだからこそ絵本の読み聞かせが画面いっぱいに届く」というメリットもあります。何事もプラス思考で捉えていきたいものです。

2学期は行事も多く、学びが深まる季節。お地蔵様を思いやったおじいさんやおじいさんを優しく迎え入れたおばあさんのように、周りへの優しさを持ちながら、充実した毎日を歩んでいきましょう。

最後に、きたまる情報です。きたまるに「ただいま」というと「歓喜のダンス」をします。試してみてくださいね。

0901始業式校長講話.pdf